1年ぶりのブログ更新。平成25年10月よりちろりん村村長の傍ら、隣町のI市社協・成年後見センターでの勤務の後隣村M地域包括支援センターの勤務を経て、今年の4月より別の隣村のN地域包括支援センターでの勤務が始まった。目まぐるしいような変遷だが、一環して社会福祉士として権利擁護を軸足に置いた活動の場を与えて貰っている。この間の1年半は、それまでとは比べ物にならないほどの実践の場の連続であった。
社会福祉士の資格取得のための2年間の通信教育、その後3年間の社会福祉士会その他での研修などを経て、定年を機に信州駒ケ根へ移住し独立事務所設立、成年後見受任を目指して地元での営業活動を行ってきた。それまでの6年、それは謂わば準備期間であったであろう。そしてその後の1年半であるが、1回の実践が100回の研修より遥かに重く深いということを実感した。
今後しばらくはN地域包括支援センターでの勤務が続きそうである。じっくりと取り組んでみたいと思っている。ここでの大きなテーまは地域包括ケアシステムの確立。それは成年後見制度を学び始めた当時、「たった一人の被後見人のその人らしい生き方とはなにかということに向き合えば向き合うほど、それは地域の改革へと向かうはずである」ということを学んだが、それと行先は同じではないだろうか。
これまでは平日は全て勤務であったが、ちろりん村の仕事も増えてきたので、4月からの勤務は週3日とさせて頂いた。従って残り2日は村長の業務、土日は農業や木こり、そしてせっかく信州に来たのだからまだまだ見て回りたいところが無数にあり、そこを気ままに巡ってみたいとも思っている。じっくりな時間ときままな時間とのバランスを取りながら、行きつく先にどんな風景が待ち受けているか、楽しみに歩いていこう。
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