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被災者支援

 避難生活も1か月が過ぎた。今週から避難所の方々による自炊が始まった。配食サービスの弁当に替り3度の食事を自分達で作るという。慣れない避難生活の中でも、自分達でできることは自分達でやろうという女性達の自発的発案によるという。朝早く5時半から手分けして朝食の準備をされている。朝食後は少し時間をおいて昼食の準備、そして夕食の準備である。みなさん生き生きと動いておられる。

 同じ南相馬市から避難されて来られたとは言えみなさんそれぞれ異なる地区からの方々、お互いが初対面である。慣れない方々と慣れない避難生活、それも先の見えない不安の中である。自分のこと家族のことで精いっぱいであろうところを、お互いのことに気遣って共同生活を送られている。笑顔を見せようとするその胸の内はいかばかりであろうか。

 支援をしている私達宿直者の分まで作って下さる。決して贅沢とは言えないが心のこもった料理である、有難く頂く。その美味しさの幾ばくかを、支援という形でお返しできるのであろうか。自分の力の至らなさを内心恥じながら、できる限りその胸の内をお聞きしようと傍に近づこうとする日々である。
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被災者支援

 南相馬市からの被災者支援、今日の夜勤で3日目を迎える。避難所の方々の名前と顔をやっと覚えた段階である。飯田市に避難されてきたのが地震後1週間の3月17日、約3週間が過ぎた。避難所はT温泉の施設であり、家族ごとに個室で避難生活をされている。皆さん、不幸中の幸いで津波の被害は免れたが、福島原発から20Km圏内外の方々である。地震や津波だけならいつかは帰れるという気持ちにもなれようが、相手が目に見えない放射能であり、原発事故が収まるのかどうかさえはっきりとしない中、日々不安が募るばかりのご様子である。

 地震の恐怖からは取りあえず抜け出て、日々の衣食住は飯田市や地元の方々の支援により落ち着いてきてはいるようである。食事は市からの弁当支給や週2回の地域住民の方々と一緒に作る料理などで、滞りなく召し上がっておられる。配膳や後片付け、トイレその他の共用スペースの清掃などはご自分達でやっておられる。
 
 長野県社会福祉士会からの派遣で、私を含めて4名の社会福祉士が同避難所に交代で詰めることになった。今のところ6月末まで飯田市では受け入れるということになっているが、さらに期間延期は覚悟して対応しているとのことである。飯田市役所では全職員を挙げて、交代で日夜支援体制を組んでいる。その中で、我々社会福祉士は相談援助の専門職として、市と一体となって支援に取り組んでいかなければならない。

 が、避難者もそれを受け入れる市もそして我々社会福祉士も初めての体験であり、まだまだ暗中模索の中で支援をどう進めていくか手さぐりの段階である。避難生活も長期にならざるを得ないことになろう。またこれからが、将来に向けての不安がより具体的に顕在化してくるであろう。被災された方々一人一人に耳を傾け、将来の安心創りのために役に立ちたい一心である。

初仕事

 4月1日に社会福祉士事務所を開業した。いよいよこれからである。今までは準備期間という甘えも正直あった。がこれからは全てが本番、失敗を恐れず、自分の信じた道を見失わず、一歩一歩進むことである。不安はいっぱいではあるが。

 開業早々にお話を頂いた。駒ケ根市の南に位置する飯田市では、今回の東北・関東大地震で被災された南相馬市の方々を受け入れ、3箇所の避難所で約100人の方々をお世話している。そして、相談援助の支援活動の要請が飯田市役所から長野県社会福祉士会に寄せられた。会としてそれに応えるべく比較的時間の許せる会員に対し協力要請があり、私も知り合いの社会福祉士の方から情報を頂いた。さっそく県士会にボランティア登録をし、本日その打ち合わせに飯田市役所および現地避難所に赴き、取りあえず4月末までの協力体制をどう組むかの取り決めに参加してきた。

 南相馬市といえば、原子力発電所の事故で避難勧告が出され、多くの被災者が県外に避難されている。私の受け持つ避難所は温泉施設であり、33人の方々が避難生活を送られている。いつご自分の地元に帰れるのかなどの不安をたくさん抱えながら、精一杯生活されておられるのであろう。

 私は週4日の夜勤を申し出た。今はまだ成年後見の具体的案件が無い状況で、関係機関への挨拶や事務所PRの活動をする時期であり、夜勤外の日や昼間の時間帯でそれをしながら、最大限被災者の方々に向き合って少しでもお役に立ちたいと考えている。実践経験のまだ浅い自分であるが、困難を抱える方々に寄り添うことの意味を一つ一つ丁寧に汲み上げていこうと思っている。
 

 
プロフィール

ちろりん村村長

Author:ちろりん村村長
衛藤史朗です。
九州で生まれ、東京でサラリーマンをやっていました。定年とともに信州駒ケ根の地に移り住み、ここを終の棲家として、成年後見活動を柱に地域福祉の増進に貢献する所存です。
趣味は剣道。

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