スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

成年後見連携学習会スタート

 上伊那地区でいよいよ、司法書士・社会福祉士・弁護士が中心となり、成年後見連携学習会がスタートした。9月15日、参加者は24名、予想を大幅に上回る盛況であった。当初予定した伊那市社会福祉協議会会議室では入りきれないことが分かり、急遽別棟のホールをお借りしての開催であった。言いだしっぺの一人として、学習会発足に向け踏み出してみて良かったと思いながら、緊張の中で司会進行を務めさせて頂いた。

 初回学習会の内容は、リーガル・サポート長野支部長戸田雅博氏による講演で、イギリス2005年意思能力法からみた日本の成年後見制度の課題というべきものであり、第1回目の記念すべき学習会を飾るに相応しい内容であった。自己の意思決定になんらかの理由で不自由さを抱える人に関わりを持つ全ての人々が、その人に代わって意思決定を代行しなければならない場面において、持つべき理念・考え方を示す2005年法の5原則を分かりやくすく説明して頂いた。同法が、成年後見制度に関わる人々のみならず、他者の意思決定過程に関わる全ての国民を対象にしているものであることを知って、ある種の衝撃を受けたことは確かである。

 我が国の成年後見制度は制定から12年を迎え、まだまだとは言いながらかなりの実践事例を積み上げてきている。その中で同制度に内在する問題点、それはある意味その立法過程において生まれながらにして持っていた不合理性からくるものとも言えると思うが、それは多くの関係者・団体から問題提起・提言として投げかけられている。それらの課題解決への羅針盤として、イギリス2005年意思能力法・行動指針が大きな意味を持つものであることを認識した次第である。

 格調高き学習会を終え、本日の第二のメインイベントの懇親会がその後持たれた。日本の中の長野県、そのまた一角である上伊那地区に産声を上げた成年後見連携学習会、そこで我が国の成年後見制度が今後進化すべき方向を示唆する羅針盤としての2005年法に触れた。成年後見に関わる全ての人々が定期的に集まり、それぞれが持つ問題意識や悩みまた将来への夢などを共有しあい、地域に根差したそれぞれの活動を支え合う連携学習会になれればいいなあと思いながら、美味しいお酒と料理を堪能しつつ、みんなで大いに語り合った懇親会であった。場所は伊那市内のお店、その店の名は奇しくも「羅針盤」であった。
スポンサーサイト
プロフィール

ちろりん村村長

Author:ちろりん村村長
衛藤史朗です。
九州で生まれ、東京でサラリーマンをやっていました。定年とともに信州駒ケ根の地に移り住み、ここを終の棲家として、成年後見活動を柱に地域福祉の増進に貢献する所存です。
趣味は剣道。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。